BLOG

幸手市は障碍者に優しい街です、身体に優しい整体感じて下さい

2019/03/10
ロゴ

幸手市立図書館で「どんぐりの家」が上映されました。

指定障碍者支援施設どんぐりの家が出来上がり活動を始めるまでのドキュメンタリーを漫画家山本おさむ先生がアニメにした映画です。

84歳おばばも一緒に鑑賞して来ました、20分じっとして居る事が難しくなっている母が最期まで見られるか心配だったのですがタオルを目に当てて泣きながら1時間20分の映画を観る事が出来たのに驚きです、それくらい感動する映画でした。

聴覚障碍者は聞こえないだけでなく話す事が出来ない方が殆んどです。音が聞こえないのです喋ると言う事が出来なくて当然の事なんです。

聴こえない話せない・・・そして知的障害までも抱える重複障害の方がとても多い聴覚障碍者。

見た目は健常者と変わらないため救済の制度は驚くくらいに遅れていたことをこの映画が教えてくれました。

国や制度には頼れない、障害を持っているご本人そして家族に安心した生活を送ってもらうため社会福祉法人埼玉聴覚障碍者福祉会後援会は長い時間と壮絶な労力とを注ぎ込み国や制度を動かしました。

耳の聞こえない辛さ、ろう学校を卒業した後の社会生活、ろう重複障害者。ろう高齢者の生活の場、働く場、聴覚障害児支援・・・

あまり知られていない活動に驚くばかりでした。

先天的聴覚障は治ることは難しく音のない世界に生きる事は情報が入り難い事から知的発達も重なるそうです。

映画の中、主人公の圭子ちゃんが生まれて障害が判り医師からどんなに努力をしても4歳程度の知能どまりと宣言された時の両親の気持ち・・・

周りからは理解して貰えることは無いばかりかまるで汚いものを観るような視線…😢

母親は健常者に生んであげられなかったと自分を責め続けます、父親は仕事に逃げ向き合う事を避けていました。治らない障害と一生付き合あう自信が亡くなった時に死さえも覚悟します。

主人公圭子ちゃんが病気になり生死の境を彷徨う事件が起きました。その時に圭子ちゃんの両親の気持ちが変わります。

治らないハンディならば個性として認めて行こうと言う気持ちに変わった時から家族が生まれたのです。

この時私は涙が溢れて止められませんでした😢

母の認知症は治ることはないでしょう。まともな会話は難しくなってきた今日の私と母です、同じことを何度も何度も繰り返しそれでも理解できない姿に怒鳴ってしまう事が多くなった私です。

どうしてわからないのか?どうして忘れてしまうのか?

疲れるなぁ・・・

今の私の気持ちがスクリーンに描き出された思いでした😢

その後に同じ目線になる事、意味の解らない行動一つ一つにちゃんと意味がある事、伝える術が判らないから何とかして解って貰いたくて行動を起こしていると言う場面になりました。

母の行動、忘れてしまう事これらに必ず意味があるとしたならば私が読み取り理解しなければ平行線が続くだけなのではないかと頭を殴られた思いでした。

今日映画を観る事が出来て良かったです。

1時間20分を静かに鑑賞できた母に「長い時間じっとして居て疲れなかった?偉かったね!」と一言かけた所、顔をくしゃくしゃにして照れ笑いです。

ああ~、母は褒められたかったんだなぁ、そう感じました。

聴覚障碍者をサポートされます方達は母にも優しくして下さいました、どうして皆さんこんなに優しいんだろう?

ベタベタしたわざとらしい親切ではありません、自然に本当にさりげない接し方の隅々まで温かさを感じました。

聴覚障碍者福祉会後援会の皆様と交流を持たせて貰えた今日に感謝します。