幸手からユマニチュード発信!
魔法の認知症ケア・・・ユマニチュード。
この言葉と出会いましたのはコロナ自粛の真っ最中でした。
デイケアサービスの利用スタイルで三密を避けるため利用定員を少数にして営業してくれたデイサービスに感謝でした(利用出来なかったら家に居て貰わなければなりません、食事の時間を作れるかどうか不安な思いでした)
独りでじっとして居る事が全くできなくなった母に私の仕事中は2階に居てくれと頼んでも聞いてくれることは無く、患者さんの横に付きっきりで居るか脱走して迷子になるかどちらか・・・
眼を離す事が益々出来なくなってきた今日、依存性はさらに強くなって来ました母です。自分で考えて行動を起こす事は苦手のトップです。指示待ち体質の母は事細かに指示が出れば動けるのですが一人で続ける事が難しいです。
まともな会話が難しくなった母との時間は創作話のオンパレードで真実は何なのか?解らなくなって来ます😿
母の世界は私の世界とは別世界になりました。否定すれば怒る事も多くなり喧嘩が始まってしまいます。
どうしたらお互いが楽になれるのかなぁ・・・😢
日々悩んでいた時にこのユマニチュードを教えて貰いました。
①見る 認知症の人は視界が狭くなっているんだそうです。相手が認識している視野に正面から入っていないと気がついて貰えないんだそうです。
正面から近づいて相手の視線を捉える事。
② 話しかける(穏やかに、はっきりと発音してゆっくりと!)
出来るだけ優しく話しかけ返事が返って来たならどんな言葉であっても返事をする。
➂ 触れる スキンシップは相手に安心感を与えます。相手の下から支えるような感じが安心感をさらに大きくさせます。
④立つ 歩いてもらう事をいつも考える。人間は動物です、動物とは動く物と書きます。椅子に触ってじっとして居る事、ベッドの中でただ息をして居る事が良い筈はありません。
生まれたばかりの赤ちゃんが初めての大仕事は直立です。立つことが出来れば行動する事はたやすくなるのです。じぶんから立ってもらう事が自然にできる事を目標とします。
この①から④がユマニチュードの基本になります。
一つづつお話ししていきたいと思います(まだ①のさわりしか自分の中で消化されていませんが…(笑)
今夜は亡くなった母の両親が遊びに来ることになって居ます、駅まで(どこの駅か分かりません)私に迎えに行って来いと騒いでいます。
【否定しない】 【不安にさせない】 これが母にとって一番必要な事なんだそうです😂
私はすっかり嘘吐きになりました😰